サウナに入ると脳疲労が取れる?サウナに入るメリットを紹介
サウナに入った後、頭がスッキリとした感覚を味わったことがある人は多いのではないでしょうか?
経営者やビジネスマンは、やたらとサウナを好みます。
サウナは、単にリフレッシュできるだけではなく、脳疲労が取れると言われています。
この記事では、サウナに入るとなぜ脳疲労が取れるのか?について、わかりやすく解説します!
サウナに入ると脳疲労が取れる?
「サウナに入ると脳疲労が取れる」と言われています。
それはなぜか?
人間は、無意識な内にも脳のエネルギーの70〜80%を消費しています。
ボーッと景色を眺める、携帯をイジる、寝る。そのようなときにも脳は働いているのです。
休憩だと思っていることでも、脳自体は休んでいません。
脳は、集中しているときよりも、思考を整理しているときにエネルギーを使います。
つまり、脳の疲労を取るためには、「どのようにして脳を休ませるか?」がポイントになります。
そこでサウナの出番なのです!
サウナは、約100°の高温地帯で非日常な危機的状況と言えます。
また、サウナから上がった後の水風呂も、急に体が冷やされているので非日常な危機的状況です。
すると、人間の体は、この非日常な危機的状況へ対応することだけに集中し、強制的に脳が休むようになります。
サウナや水風呂で非日常な危機的状況を作り出すことで、脳を強制的に休ませることができるのです。
サウナに入り、頭がスッキリしたように感じるのは、強制的に脳を休ませることができたからなのです。
そのため、考えごとをしたいときやもう一踏ん張りしたいときに、サウナはピッタリです。
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無理しすぎは良くないですが、もうひと頑張りしたいときは、あえて一度サウナへ行って脳を休めるのも有効です!
サウナに入るメリット
脳疲労が取れることをメインに、サウナに入るメリットは他にもいろいろとあります!
メリット1:美肌になる
たくさんの汗をかくことで、肌の汚れや油分が排出されます。
新陳代謝が促進され、健康的な肌の実現に貢献します。
サウナ後の肌は乾燥しやすいので、上がったら速攻で保湿することを忘れずに!
メリット2:自律神経が整う
サウナに入ると、自律神経が整いやすくなります。
自律神経とは、自分の意志とは関係なく自動的に働く神経のことを指します。
「交感神経」と「副交感神経」に分けられ、それぞれが別の働きを行っています。
交感神経と副交感神経の違い
- 交感神経:活動するときに働く神経。
- 副交感神経:休息やリラックスをするときに働く神経。
では、なぜサウナに入ると自律神経が整いやすくなるのか?
それは、「サウナに入る→水風呂に入る→外気浴をする(休憩する)」の流れが、交感神経と副交感神経のスイッチに刺激を与え、オンオフの切り替えをしやすくするためです。
- サウナに入る
- サウナは、約100°の高温地帯。体からすれば、非日常な危機的状況です。
サウナへ入ることで一気に活動モードとなり、交感神経のスイッチがバシッと入ります。
- 水風呂に入る
- 水風呂も急冷によって、体からすれば、非日常な危機的状況です。
ここでも、交感神経のスイッチがバシッと入ります。
- 外気浴をする(休憩する)
- 外気浴のタイミングで、サウナと水風呂による危機的状況から解放され、リラックス状態となります。
ここで一気に、副交感神経のスイッチが入ります。
「サウナに入る→水風呂に入る→外気浴をする(休憩する)」の流れで、交感神経と副交感神経のスイッチに刺激を与え、結果として自律神経が整いやすくなるのです。
メリット3:睡眠の質が向上する
自律神経が整うことやサウナで得られるリラックス効果によって、睡眠の質も向上すると言われています。
汗をかくことで感じられる適度な疲労感も、眠りの深さに貢献します。
メリット4:メンタルの安定
緊張や不安があると、全身がこわばったり、胸がドキドキすることがあります。
それは、筋肉が固くなり、血管が圧迫されていることが一因です。
サウナに入ることによって、血管を圧迫していた筋肉がゆるまり、リラックスした状態になります。
体が温まり、筋肉のこわばりが解け、体だけでなく心もリラックス状態になりやすくなります。
メリット5:身体の疲労回復
体が温まることで血行が促進され、体のすみずみまで酸素と栄養が行き渡り、細胞が元気に働くようになります。
睡眠の質が向上することなどと合わせて、サウナは疲労回復にも貢献します。
まとめ
今回の記事では、サウナに入るメリットと合わせて、なぜ脳疲労が取れるのか?について解説しました!
サウナは脳を休めるときに、非常に有効な手段です。
より活力的に過ごすため、日常にサウナを取り入れてみてはいかがでしょうか!?